飛騨牛とは
飛騨牛(ひだうし)とは、岐阜県内で肥育されている黒毛和種の和牛のことで、その中でも特に優れた牛肉に飛騨牛(ひだぎゅう)の呼称が許されています。
きめの細かい肉質で、口の中でとろける美しい霜降り。 飛騨牛の芳醇な味わいは、山紫水明と謳われる岐阜の豊かな自然の中で育っています。
血統、飼料へのこだわりや、手間ひまを惜しまない畜産家のたゆまぬ努力と愛情によって、飛騨牛は生産されています。
飛騨牛の定義
- 飼養期間が最も長い場所が岐阜県であること
- 飛騨牛銘柄推進協議会にて認定・登録された生産者により肥育されていること
- 14ヶ月以上肥育された黒毛和種の肉牛であること
- 肉質等級5等級・4等級・3等級と格付けされたものであること
安全のために
皆様にご提供する牛肉の安心のために、添付される飛騨牛表示ラベルには、肉質等級、生産者住所氏名、個体識別番号、認定日が記入されます。
右下記のサイトからも検索できます。
肉質等級
「A5ランク」など、メディアなどでよく耳にする
お肉のランクはどうやって決まっているのでしょうか。
歩留等級 | 肉質等級 | ||||
---|---|---|---|---|---|
5 | 4 | 3 | 2 | 1 | |
A (標準より良い) |
A5 | A4 | A3 | A2 | A1 |
B (標準) |
B5 | B4 | B3 | B2 | B1 |
C (標準より劣る) |
C5 | C4 | C3 | C2 | C1 |
岐阜県内で14カ月以上肥育された黒毛和種の中で 歩留等級Aランク・Bランクの肉質等級5~3まで。表のオレンジ色の部分等級のお肉だけが飛騨牛と呼ばれています。 ちなみに等級が基準から外れているものは飛騨和牛(ひだわぎゅう)と呼ばれます。
枝肉(えだにく)重量に対する部分肉重量の割合、その区分を示したのが歩留まり等級です。
枝肉とは生きた牛から皮、内臓を取り除いた状態を呼びます。
肉質等級は「霜降りの度合い」「色・光沢」「締まり・きめ」「脂肪の色・光沢及び質」と4項目を5段階評価で行い、その中でひとつでも評価が低いものがあればランクが下がってしまいます。 それほど厳しい基準の検査をくぐり抜けたものだけが「飛騨牛」のブランドを名乗ることが許されるのです。
これまでは最高の肉質等級5のものだけを飛騨牛、としていましたが平成14年の12月には飛騨牛の基準が広がり標準(肉質等級3)のものまでが「飛騨牛」として呼ばれることになりました。 これにより、より多くの消費者の方に手に取ってもらえることになりました。 まだ飛騨牛を食べたことがない、という方がいましたら、是非当店までお越しください。